ソラマメブログ

  

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2008年08月30日

結局ブランド??

『ブランド??』
http://zusi.slmame.com/e337977.html

『続ブランド??』
http://zusi.slmame.com/e343672.html

いちおう話としては続きなので、興味のある人はどうぞ。
以下の文章は、『続ブランド??』のコメント欄にもらった、ぽっぷさんの書き込みへのレスを兼ねています。

>ブランド

まあウェキペディアで意味を確認したのは、ブランドの正しい意味や定義というほどではなく、あくまで基本的な認識でのズレを最小限にするためです。
今回の話のポイントの一つは、ブランドというものが物やサービスなどの商品(商品価値)を代表するものなのか、それともクリエーターという制作者を代表(象徴)するものなのかということでしょう。
そして、ウェキペディアにもあったように、これはブランドというものが消費者からの理解と認識がなければ成立しないものであると考えた場合、SLの中では比較的後者の意味で捉えられる現状があるのではないか?という理解で私とぽっぷさんの考えは一致していそうです。

>あまりにも近くにいすぎてしまい、”物”を飛ばしてしまい、ブランド=人と感じてしまうことが多いだけなのかもしれません。

RLでデザイナーやクリエーターと日常的に交流する機会はないですからね。
SLでは多くの人がオーナーやクリエーターなどの肩書をもっていて、SLの中で著名な人と交流があることは多いです。
もちろんながら、ぽっぷさんご自身もまた大規模モールのオーナーとして、無名の人ではないわけですし。(笑)
Snowland mall=ぽっぷさん、というイメージがあるわけですよ。私には。

つまり、ブランドという言葉は同じであっても、「RLでの意味」と「SLでの意味」とでは異なると考えてもいいのではないか、ということです。
そしてそれは、人を中心として個人の影響力と存在で成立しているようなSLの特性が影響している部分だという気がします。
で、RLと同じではないという点を否定的に思うか肯定的にとらえるかは解釈次第で、今のSLが未成熟なものであると考えれば、答えの出ない主観的な意見表明を越えられないものでしょう。
平たく言いかえると、だから所詮はごっこ遊びでSLには本物のブランドなどないんだという意見も、だからこそSLにおけるブランドは自己実現や自己表現に直結する純粋なものであるという意見も、ともに主張し得るという。
(SLの中でもRLに近いような、集団制作の体制をとってブランドをイメージとして商品価値に結び付ける展開に成功している、有名ブランドがあるのは事実でしょうけど)

世界が変われば言葉が変わる、という大上段な話もできそうですね。(笑)
属する社会・環境や価値観が変化すれば、言葉によって定義されうる内容もまた変化するのが当然なのかもしれません。
個人的には、そうした変化を体験し実感することもまた仮想世界に関わることの面白さの一つではないかと思います。



>物作りに関しても、マーケティングかけてやってる人は少ないと思いますし、作りたいものを作って売っているって言うところが大半ではないかと推測します。

ブランドとは少し話が変わりますが、この辺りは難しいですね。
作りたいモノが作れるから楽しいしやる気も出る、という考えもあるでしょう。
また、多くの人が求めているモノを平均的に詰め込もうとして、逆に全ての人に不満が残るモノを作ってしまうリスクもありそうです。(翻訳機能の付いたHUD系で、たまにそんな意見がありますよね)
「お客さんの目線」というものへの考え方なのかもしれませんが、自分の好きなモノや楽しいモノを作るんだけど、使ってもらう人のこと(特に操作性や利便性)も考えるという辺りが落とし所でしょうか。
SLの中で一番潜在的な需要のある情報サービスは、マーケティングリサーチかもしれないです。(笑)


正解を出すという話ではなく、何かを考えるきっかけや視点の整理になればこのやり取りにも意味があると思います。
書くことは考えることで整理することなので、未熟ながらもこういう機会があればまた書いてみたいですね。
駄文に、最後までお付き合いいただいた人すべてに感謝を。(礼)


☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)

Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27

Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場です
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Posted by Zusi at 15:32Comments(0)思った・考えた

2008年08月29日

秘書とソファーと月見。

先日、美人秘書を募集しようか・・・というような話が出て、そこでもSLの中で物を作ることについての「体制」について考えさせられました。
ブランドの話にも通じるのですが、個人が活動する補佐としての秘書があるのか、組織として動くための秘書機能を求めるのか。
あるいはフェチ機能!を満たす・・・って、これは違うか。(笑)

   
(黒いパネルは、無料の影です)

現在、二つのソファーを制作・準備中です。
そこで、先行して一つのソファーを、見本を兼ねて本店に並べてみました。
修正コピー不可の、プレゼント可能。
座ってから背もたれをタッチすると、アニメ(合計三種類)を切り替えることが可能です。
後日、修正可能版として修正コピー可能のプレゼント不可というバージョンも出す予定で、それは修正可能の範囲としてアニメの入れ替えにも対応できます。
先行展示とはいえ、現在のバージョンでもそのまま「購入」の操作で買ってもらうこともできます。
よければ見に来てやってください。


他にも、現在並行してお月見団子計画進行中です。
先日、お世話になっているアキバのカフェ(インワールドで)にお邪魔させてもらうと、すでにお月見の準備が整っていてびっくりしました。
今年の夏は早くに気温が下がったため、一気に秋模様となったのでしょうか。
SLでの時間進行は本当に早いですねぇ~。

三方(さんぽう)の上にお団子を供えてススキを生けるという、飾りタイプ。
関西などの西日本を中心に里芋の形を真似てあると言われる、食べるための月見団子タイプ。
二種類を制作中ですが、果たして間に合うのか・・・。
新暦と旧暦の対比には年ごとの変化があるそうですが、今年の十五夜を新暦になおすと9月14日だそうです。
約二週間後ですね。
ちなみに十三夜のほうは10月11日になるそうで、十五夜よりも十三夜のほうが後になる。
お恥ずかしいことに、調べてみるまで十三夜のほうが後だとは知らなかったです。
物を作ることはこうしたことを調べて知るきっかけにもなるので、そんなところも楽しいですよね。

まあ、出来るだけ早くSSを載せることができるようにします。
その節にはよろしく~。


というわけで、小ネタ特集的な更新でした。
たまにはこんなのもいいかな。(笑)


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Z's CA (Shinsaibashi shop)
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(ソファーの実物は、ひとまずこちらです/本文掲載時点)

Z's CA (Shinsaibashi shop2)
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Posted by Zusi at 15:19Comments(0)雑記

2008年08月28日

ぜんざい、汁粉。(リニューアル版)

甘味(かんみ)と言えば小豆。
小豆と言えば汁粉やぜんざい。
というわけで、餅入りの汁粉とぜんざい、栗ぜんざいも付けたセットでどうぞ。
餅は伸びますし、食べていくと椀の中からちゃんと餅や栗が減りますよ。
あぁ~塩こぶも忘れずにね。(笑)
温かいぜんざいや汁粉を最後まで食べ切って、たっぷりと楽しんでやってくださいませ。

 

旧版からはスプリクトを大きく変更し、栗や小皿などのスカルプトも新しく入れ替えました。
お盆に使っているテクスチャーも見直したので、少しはより高級感が出たでしょうか・・・。
旧版の本体は「Siruko set」という名前になっていますので、IMやノートカードで連絡と併せて本体を私(Zusi Kappler)宛に送ってもらえれば、無料で交換させてもらいます。
プレゼント可能な権限のため、購入履歴からの確認ができなくても交換させてもらいます。
人からもらったよ~というような場合でも遠慮なくどうぞ。
(交換はあくまでも『本体』の交換となります。汁粉など装着アイテムのみでの交換はありません)

   

本体は盆と小皿の3プリムだけという省プリム型で、代わりに汁粉やぜんざいを臨時プリムでRezするタイプのアイテムです。
通常時には臨時プリムは停止しており、タッチすることでスイッチが入って約30分間臨時プリムが連続Rezされます。
本体の3プリムは通常時の普通プリムの数ですが、臨時プリムは普通プリムのカウントには入りませんので基本的には3プリムのままお使いいただけます。
また、オーナー専用メニューとして、用意されたフローティングテキストによる案内も選択できますので、無人で使用することも可能です。(リニューアルの追加機能)

選べる食べ物は「切り餅のさらさら汁粉」「丸餅の粒あんぜんざい」「粒あんの栗ぜんざい」の三種類。
本体をタッチすると誰でもフォルダーが受け取れますので、椀と箸が入ったフォルダーを受取ってください。
フォルダーの中に入っているアイテムは「服装に追加」で丸ごと装着することもできますが、アバターの状態によっては髪などが外れてしまうこともあるため、一つずつ椀と箸の順番で装着することをお勧めします。
椀と箸を装着するとアバターはぜんざいや汁粉を食べ始めますが、食べるにしたがって椀の中身が減ったり塩こぶになったり、餅が伸びたりもします。
味わい、そして楽しんでいただければ嬉しいです。(笑)

この商品は、一つ購入してもらえれば誰でも汁粉などを受取って食べることが可能です。(受け取ったアイテムは三回までの使用(装着またはRez)回数制限あり)
縁台などに置くもよし、店内でワイワイ味わうのも、自宅でじっくりでも。
プレゼントが可能になっていますので、甘い物が好きな人への贈り物にもどうぞ~。

  
(こちらは旧版のSSです。ご参考にどうぞ)


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Posted by Zusi at 12:42Comments(0)商品紹介

2008年08月22日

続ブランド??

もう一度ウェキペディアを読み返すと、『ブランド(英:brand)とは、ある商品・サービスを象徴するもののこと。ある商品・サービスを、別の商品・サービスから区別するための商品名称やシンボルマーク、模様だけでなく、消費者が商品・サービスを見た際に想起させる周辺イメージ総体もブランドと呼ぶ。』とありますね。
また、『文字や図形で具体的に表現された商標もブランドの一つである。狭義には、ファッション分野での高級品イメージのついた一部メーカー及び商品群を指す(「ブランド物」)。』ともあります。
ざっくりと言ってしまうと、「他と区別するための記号性」や「物に付随するイメージ」をブランドと呼ぶと考えてもいいでしょうか。

 
(こんな話を書くきっかけの一つ/屋外展示場に実物があります)

『ブランド??』でぽっぷさんから頂いたコメントはなかなか面白く、特に『Z’s CA=Zusi=食べもの』という個所は興味深いと思います。
上記で再確認した定義によると、本来的なブランドやブランドイメージというものは「物」に従属するべきでしょう。
しかし、Z’s CAというブランドは、私という人を間に挟んでから商品にたどり着いています。
ぽっぷさんがどこまで意図的に書いたかを深読みするつもりはなく、もちろん揚げ足取りで話を進めようというつもりもないのですが、ブランドが物ではなく人を指すか人に直結するという図式がSLの中にある、とは言えそうな気がします。

これは単純な実例ですが、その時々に認知されている商品によって私の認識のされ方も変わるわけです。
ミカンの人であったり、鍋の人、かき氷の人とか。(笑)
SLの中ではクリエーターと商品は密接な関係にあって、たとえコラボによる商品であっても、商品への評価は人へと直結する形で表現されることがあります。
その多くの場合が社交辞令やその場を盛り上げるための話題にすぎないとしても、ブランドを誉めるよりはクリエーター個人を誉めることはよく体験するのではないでしょうか。
SLのクリエーターの多くが個人展開で、その商品もクリエーター個人へ直結していることが多いからだという背景もあるはずです。
それを自己表現としての創作性や作家性の一形態と認識するのか、あるいはブランド化に至れない未熟なごっこ遊びでしかないと分析するのか、そこは考え方なのだろうと思いますが・・・。
SLの中にも、集団体制による創作活動を行っていて、ブランドとしての括りで「ブランドと物が結びついている」例もあります。
私でも知っているいくつかのブランドはそうなのですが、また規模的にもSLの中で成功者の部類に入ると思われるのですが、それらは決して主流であるとは言えないような気がします。(少なくとも日本の中では)

SLは人本位主義で成立していると思います。
インワールドでの活動はコミュニケーションが多くの比重を占め、企業SIMやカフェには担当者が配置されていないことが批判(HPに担当者が常駐していないからと文句は言わないはず)の対象となり、各種のパフォーマンスや創作活動は個人への批評へと直結もする。
良くも悪くも個人が持つネットワークや人間関係でイベントなどの成否も左右されるという側面があり、あるいは人への反発や攻撃などが時に陰湿な部分を垣間見せもするのでしょう。
人がいて、ブランドがあって物がある。
というよりはむしろ、人=ブランド(イメージや評判含む)の一体性があって、そこに物があるという図式。
まず人が認知されて物があり、物が認知されれば人となる。
そう考えると、虹野さんの猫足堂の話にも理解がつきます。
和物と洋物を区別するブランド分けも、同じ虹野さんが作るものであれば結果的には一つのブランドとして「虹野さんという認識」のもとに集約されてしまう。

これにはもう一つ、SLでの「創作に必要な要素」の問題も影響しているでしょう。
オブジェクト・テクスチャー・アニメ・スプリクトの四つが代表的な要素となるはずですが、四つのうちの複数を得意としていれば、同じ要素の中で別の物を作ることに大きなハードルはありません。
スキンを作るのも服を作るのも、同じように一定程度のテクスチャー(画像ソフト)の技術があれば可能でしょう。
乗り物のスプリクトを自由に扱える知識があれば、建築物やセキュリティーのスプリクトを扱うことも不可能ではありません。
もちろん、一定程度の基礎知識は必要と思われますしセンスの問題もあるので、いい服を作るからいい建築を建てれるかどうか、あるいは食べ物を作れるからいい乗り物を作れるかどうかは別のことです。
ただ確実なのは、基本的な技術が一定レベルに達してしまえば、SLの中にあるもののいくつかをジャンルを超えて制作することは可能であるという点です。
ソラマメを気ままに眺めていても、何屋さんか分からないね・・・と自ら冗談混じりに書いている人を見つけることは、そうは難しくないはず。
得意先の流通経路の開拓や各種の申請業務(行政手続)などの複雑なことがないため、保健所も建築課の審査もないまま食べ物も高層建築だって建てられるのがSLですからね。


つまり、SLの中のブランドにおいてはその認識は商品よりも人に属しがちになる図式があり、人(クリエーター)が制作する分野の垣根が低いということも確かであるとすれば、商品を分けることとブランドを分けることとの一体性は比較的緩やかに存在せざるを得ないのではないか?
私が私として作る以上、ブランドを分けることをもって積極的な意味付けと展開が行われなければ、その効果や価値はさして見出せない。
・・・って、ちょっと結論からのこじつけだという気がしなくもないですが。(苦笑)
これをわざわざ書いたポイントとしては、SLのブランドは人に付くものではないか?という点と、クリエーターが作る物のジャンルに技術的な制約は決して高くないだろうという点ですよね。

まあ、看板(ブランド)見て物を作る前にお客を見ろよ、という意見もあるでしょうし。
長文駄文に最後までお付き合いいただいた奇特な人には、感謝を。(笑)


☆参考

『ブランド??』
http://zusi.slmame.com/e337977.html


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Posted by Zusi at 12:47Comments(2)思った・考えた

2008年08月16日

ブランド??

『ブランド』(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

  

最初に自分のブランド名というか、ロゴを考える時、当時作っていた寿司やたこ焼きなどにこだわらずに将来的には建築なども扱うつもりで、出来るだけ「特化しないブランドのイメージ」を想定したつもりでした。
そのため、ロゴデザインについては食べ物を扱ってる感じがしないという指摘があり、それはそれで意図したことなのですが・・・。
先日、初めて商品化としてのスカイボックスを紹介させてもらったように、今後は家具や建築の分野もSLの中で扱いだそうと考えているわけです。
しかし、「Z’s CA」はもう食べ物のイメージが定着しているので別のブランドを立ち上げて区別したらどうか?と、そんなご意見をもらってビックリしてしまいました。
しかも、別の方にその話をしたところ、私がビックリしたことに驚かれてしまったという。(爆笑)

「Z’s CA」は「Zusi's Creation Atelier」の略になっています。
英語表記として適切かどうかは自信がありませんが、要するに「私がSLの中で作る物全て」を扱うための意図を込めてつけた名前です。『Zusiの創作工房』といった感じですね。
最初から建築系を扱うのは既定路線でしたし、食べ物以外にもどこでもチェアー(装着タイプの椅子)やコラボの誕生石ピアスも、現に扱っています。
売り上げの主力が食べ物であることには間違いないのですが、食べ物だけか?というと、それは違うという自己認識があるんですなぁ。
一部の方に言っていただいている「フードクリエーター」という呼称も、気が付いている人は気が付いていると思いますが、自称として使ったことはないんですよ。
あくまでも便宜的に、紹介する時に使う呼び名として受け入れさせてもらっているという感じです。
ある方に言わせると、物を作ってるというよりはアニメを専門にしていると思った・・・とのことですし、人によっても感じ方や受け止め方が異なっているという話でもある。(笑)

   

で、何をぐだぐだ書いてるのかというと、ブランド分けのためにもう一つ別ブランドを作るかどうか、そこを迷ってるという話なんです。
自己認識と定着している認識とのずれが大きければ、そこは率直に受け入れてブランド分けをする必要がありそうです。
反面、まずブランドありきで自意識過剰に展開ばかりを急いだとしても、中身が伴わなければ無用な認識の混乱を招くだけに終わるでしょう。
SLの中で活躍されている有名なブランドはいくつもあると思います。
そうした有名ブランドの数々には遠く及ばないにしても、さすがにもう、自分自身のブランドを無名のものだと考えることには無理がありそうな気もします。
Z’s CAを知らない人はまだまだ多いわけですが、それにしても知ってる人には一定のブランドイメージがあるのではないか?と思えるわけで、「知名度」と「既にあるイメージ」と「自分の認識」の三つのバランスをどう考えるべきか・・・。

自分の考え方に沿った上で、きちんと作りたい物を作っていく。
その中で何らかの価値や意味を提案し、それを共有してもらうことができれば一番理想的です。
その基本的なスタンスにおいて、作る物の分野・ジャンルとブランドイメージを強固に結びつけて考えるつもりはあまりないです。
考え込んでしまうのは、ブランドを分けていくということ「そのもの」もまた自分のスタンスの表明に他ならず、それが今後商品を作っていく上でも意識・無意識に大きな影響が出てしまうものであるという気がするからですね。


これを書きながら考えていると、やっぱり分けないまま続けていこうかなぁ~という気分になってきます。
今作っているソファーの商品化までには、何らかの答えを出しておきましょうか。
ここに書くかどうかは別にしても。(汗)

これからブランドを立ち上げる人、別のブランドに分けようかと考えている人など、何らかのご参考にでもどうぞ。


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Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27

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Posted by Zusi at 15:50Comments(4)思った・考えた

2008年08月12日

SkyBOX_01

省プリムなだけでは得られない雰囲気を、スカイボックスで体験してみませんか?
簡易なスカイボックスと本格的な建物の間で、自由な用途にお使いいただけます。
外部からの視線を遮るブラインド機能、設置するだけの自動ドア。
完全なプライバシーよりは、パブリックな使い方に適した仕様になっています。

現物をご覧になりたい場合は、下記リンクの場所へ移動ください。
屋外展示場の上空に設置してあります。
どうぞよろしく。
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27

 

というわけで、先日予告で紹介させてもらったスカイボックスを、販売させてもらうことにしました。
ボックス本体に別パーツとなっているドア部分を含めたプリム総数は50となっています。
権限は、修正・コピーが可能でプレゼントが不可。

  

外部から見た時、ガラス部分を透明と不透明に切り替える機能は付けてありますが、高いプライバシーを確保したければセンサー系のセキュリティなどを別途購入してもらうなどが必要です。
本格的な専用住宅よりは、事務所やグループで使ってもらうための会議室など、あるいはギャラリーや店舗などを想定しています。
そのため、ドアにもロックシステムなどは用意していません。
もちろん、ドア部分は別パーツとしてリンクされているので、枠に一致するよう別のドアへと差し替えて使ってもらっても問題はないです。
このまま使ってもらってもいいのですが、あれこれと備品の追加や改造などをしてもらって、フレキシブルに使ってもらえたほうが嬉しいかも。

  

いわゆるビルディングタイプからは距離を置きつつ、デザインによる強すぎる個性からもやや身を引いた感じで、でも気を配って作ってあるというような・・・。
そんなスタンスが実現できていれば幸いです。

   

建物の購入には、買ってから失敗したという話もよく聞きます。
出来るだけそれを避けてもらうためにも、パッケージにタッチすることで「まず最初に説明書が渡される」仕組みにさせてもらっています。
本店隣の屋外展示場に実物を置いてあるので、時間などに余裕があればぜひ説明書と実物を確認のうえでお買い上げ、そしてお使いいただけるようにお願いします。
購入方法の操作は、パッケージの右クリック(パイメニュー)の二枚目(>詳細で一度切り替えた後)の「購入」からのお支払いになります。
上空への設置作業や仕様変更・改造などについても、お時間さえいただければ出来る範囲では対応したいと考えています。
大幅な改造や抜本的な仕様変更・パーツの追加などについては追加料金をいただくかもしれませんが、お問い合わせやご相談だけで請求させてもらうことはありませんので、どうぞ遠慮なくご連絡を。(笑)


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http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27

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☆参考

『スカイボックス?』
http://zusi.slmame.com/e324352.html  


Posted by Zusi at 12:50Comments(0)商品紹介

2008年08月09日

幸せとボイチャとSL。

結婚式と披露宴に、インワールドで初めて参加させてもらいました。
披露宴でのウェディングケーキを作らせてもらった(ケーキ屋さんとのコラボです)関係で、披露宴では裏方側の動きでしたが・・・。
とはいえ、柄でもなく少々「幸せ」に当てられてしまいましたね。(苦笑)


話は変わるのですが、先日ふと考えさせられることがありました。
私はパソコンの周辺機器や周りの環境からボイスチャット(ボイチャ)はやりませんし、また興味もないのですが。
ある場所でいつもの感覚のままチャットで会話していたところ、次々に人がやって来たんですね。
それはよくあることで何の注意もしていなかったのですが、どうにも会話の流れが妙なんです。
ほとんどの人は無言なのに、先ほどまで私と会話していた人の返事や言葉だけは見える。
あーチャットがうまく表示されていないのだなと思い、ちょうど別の用事もあったので移動してリログしたわけです。
しかし、どうにも気になるのでチャットのログやミュート設定などを一通りチャックした後、もしかしたらボイスチャットを使っていたのではないか?と思い当たったという。
案の定、後からIMで確認の連絡を入れてみると、後から来た人のほとんどがボイスチャットを使っていたということでした。
重さ対策も考えて、私は日ごろ使わないような余分な機能はすべて止めた環境設定で使っているために、ボイチャのオンオフが表示される以前の状態になっていたわけです。

VWBCの収録に関わった時もそうでしたが、SLもボイチャを当然のように使っている人と、私やその周りで普段コミュニケションをしているようなテキストチャットメインの人がいるんですよね。
シンプルに「一つの機能を使うのも使わないのも自由だ」という話で考えてもいいのですが、自分の声を直接使うかどうかというのは、もしかするとSLに対しての考え方にも大きく影響しているような部分も含まれるのではないだろうか?と。
そしてそれは、SLという世界が異なる考えやスタンスで参加することのできる仮想世界として、一定の選択肢の幅とキャパシティを持っていることの証拠でもあるんだろうなと、そんなことをふと思いました。


統計的なものは知りませんが、パートナーや恋愛関係にある人はボイスチャットを使ったり、あるいは携帯電話などでもやり取りをすることが少なくないとも聞いた覚えがあります。
私たちはごく当たり前のように「自分のやり方」でSLをプレーしているわけですが、そうした自分のスタイルを決めることのできる自由度という点においては、たしかにSLというのは幅広いような気がします。
そんな幅広いそれぞれのスタイルの中で自分が関わっている身の回りの人たちとの接点というものを考えてみると、そこに「似たスタイル」を見つけることになるのではないか?
ファッションやアバターの形態そのもの、あるいは日々の言動だけでなく、『インワールドにインする設定』でさえ自己表現であると思えば、これは何となく奥深いものを感じてしまうのですが・・・さて。

まあ、その人の個性や特徴・事情は目に見えていない些細なところにも表れるものであり、SLとRLの接点がそこにはあるんでしょうね。


・・・と、強引にまとめなければ終われない話だねぇ。(爆笑)  


Posted by Zusi at 15:39Comments(0)思った・考えた

2008年08月03日

かき氷セットプラス(追加版)。

かき氷の味は沢山あるので、すべてをそろえることは難しいのですが・・・。
今回ご用意させてもらったのは人気の宇治金時、いちごミルクに抹茶ミルク、さらにマンゴーミルクも加えた四種類になります。
しかも、一部のかき氷には、さらにトッピングまで!
店頭などに使える「おまけの旗」を今回もお付けしていますので、追加版単独でもお楽しみいただけます。
どうぞお好みのかき氷をご堪能ください。(笑)

 

黒漆風のお盆と旗が立っている本体は、置き型で12プリム。
テーブルやカウンターの上に置いてお使いくいださい。縁台や畳に置いてもらっても雰囲気はいいかもしれませんね。
本体をタッチすると誰でもフォルダーが受け取れますので、フォルダーの中にある「かき氷とスプーン」を装着してください。
このかき氷は、装着しても最初は「白い氷だけの状態」です。
装着後の左手のかき氷をタッチ(クリック)するとダイアログが表示されますので、お好みの味を選んでもらうとかき氷にシロップがかかり、アバターはかき氷を食べ始めます。
ここで、プラスの”プラス”なところ、一部のかき氷ではさらに追加のトッピングまで可能になっています。
どのかき氷にトッピングができるかは、実際に食べて探してください。(笑)

そして、食べていくとかき氷は減っていきます。
最初はサクサクと削って食べてゆき、最後は半分溶けたものを混ぜながら食べている感じです。
いつも通り、食べ終われば最後には自動で装着が解除されます。
追加版も通常版と同じく、四回までの装着制限となっています。
トッピングの有無を入れると合計6つの味わい方を楽しむことのできる追加版ですが、すべてを食べ尽くすには二回受け取らなければ無理になりますね。
あえてそうした設定にしていますので、ご容赦を。(汗)

これも通常版と同じく、本体のほうではタッチすると現れるかき氷に臨時プリムを使用しています。
一分毎に出現を繰り返す臨時プリムを使用することで「本体の基本プリム数」を減らしているわけですが、SIMの規約等により使用については制限されている可能性もあります。
この商品(うちのシリーズはすべて)は約30分間で自動的に臨時プリムの機能がストップしますので、いわゆる『連続出しっ放しのプリムセーバー』とは異なる仕様となっていますが、十分にご注意とご理解のうえでお使いください。
また、最初の状態でオーナー(所有者)がタッチした場合に限り、オーナー専用ダイアログが出てきます。
そこからはフローティングテキストの有無も選択できますので、使い方(無人で置いておくなど)によってはご利用ください。

今回の追加版にも、おまけの旗は入っています。
ということは、旗のロゴ入れという追加オプションも対象となりますが、詳しくは通常版やロゴ入れの説明を参考にしてください。(下記にリンク)
そして、毎度のこととなりつつありますが、今回もまたテクスチャーでは助けていただいています。
全てを一人で作っているわけではありませんので、グラスさんには感謝をします。
さらに、いつもテスト版などでご意見やご試食に協力してくださっている(あるいは、押し付けてるとも/汗)皆さんにも、お礼を。

色々と追加されたかき氷を、どうぞお楽しみくださいませ。
和風色を強めたので、海外の方へのプレゼントなどにも。(笑)


☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)

Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27

Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27


☆参考

『かき氷。』
http://zusi.slmame.com/e300096.html

『かき氷の旗、ロゴ入れます。』
http://zusi.slmame.com/e306238.html  


Posted by Zusi at 13:36Comments(0)商品紹介

2008年08月02日

スカイボックス?

うーん、予告編というか何と言うか。
とあるお話で建てさせてもらった事務所を、単独でスカイボックスとして使えるようにしてみようかと思っています。
ご要望があるのかどうかも含め、予告を兼ねて発売前に少し公開だけさせてもらいますね。

   

基本はいったってシンプル。
10M×10Mの床板を三枚並べ(つまり10×30の長方形)、一枚分をTPなどに使うスペースと想定し、二枚分を室内に。
「面」で建物を作ることの多いSLなので、あえて鉄骨というフレームを重視した構造にしつつ、ガラス張りの開放的な建築を意識しました。
スカイとして使用することを前提としているので、地面に置いて使う場合にはひと工夫が必要かもしれません。あくまでも、見た目の問題としてですが。

   

プリム数は、建物+ドアの二部品で50プリムほど。
低プリムだけを売りにした簡易タイプと本格的な建築物の、中間に位置する感じでしょうか。
権限については、修正・コピーを可能にしトランスを不可にする予定です。
どれぐらいの需要があるのか不明なので迷うところなのですが、倍の広さにつなげて使いたいなどの仕様変更には、ある程度時間さえもらえれば対応させてもらおうかとも・・・。

   

室内のパネルをタッチすることで、外部から見た場合に不透明(ドア除く)になるような、簡易プライバシー機能は付けてあります。
この機能はあくまでも外部から見た時の不透明化なので、内側からはガラスのまま外部が見えます。
つまり、室内の見え方に変化はないわけです。
また、ドア部分は別パーツとなっていて、接触式の自動ドアの仕様にしてあります。
全体的に、高いレベルのプライバシーを求めた設定ではなく、パブリックな使い方や仲間内で使うことに適した想定と言えるでしょうか。
例えば事務所やミーティングルーム兼休憩室、個人ギャラリー、お店や溜まり場など。
個人住宅専用という感じではないでしょうね。

   

プリム数を多めに使っているので、部材の組み合わせにはそれなりのデザイン性を意識してあります。
ありそうでない部材部材の組み合わせをやってみたつもりですので、引いて遠距離から見た時のシンプルなものとは別に、細かく見ていくとまた違った面白さが出ればいいなぁと。

   
 

いちおう、現物を屋外展示場の上空に置いておきます。
興味のある人はどうぞ見に来てやってください。
もしよければ、ご意見やご要望などをコメント欄やIMなどでいただければ助かります。
それを待ってからパッケージ化させてもらおう・・・かな。
(現在は200L$・修正可・コピー可・トランス不可の予定)
どうぞよろしく。

  

☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)

Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27

Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場です
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27
  


Posted by Zusi at 14:55Comments(0)ものづくり