2009年04月24日
SkyBOX_02。
プライベートなスカイボックスで、ダンスなどを楽しんでみませんか?
海底や水中をイメージした作りの密閉型スカイボックス。
程よい広さが、親密な関係にはピッタリ心地いいと思います。
様々なアレンジで自分だけの空間を作り上げて、お楽しみくださいませ。

というわけで、海底や海中をイメージしたスカイボックスです。
空に海底が浮かんでたら面白いだろうな・・・という発想が出発点でした。
出入り口はありませんので、テレポート(TP)やランドマーク(LM)などを使ってスカイへの出入りをすることになります。
使用するための最低必要プリム数は28(24+2+2)プリム。
権限は修正とコピーが可能。
スカイボックスをRezするための「スカイボックスRez支援ツール」もセットで入っています

このスカイボックスの特徴は、テクスとグローの効果を組み合わせてあるところだと思います。
そのため、使用に当たっては「環境設定≫表示≫カスタムにチェック」をして、シェーダーを有効にすることをお勧めさせてもらいます。
個々のグラフィックボードの性能からこれが有効とならない(チェックボックスがグレー表示でチェックできない)場合もあるとは思いますが、それでもスカイボックスを使う上では最低限の演出は可能だと考えています。
あくまでお勧めはグローが見える環境ですよということで、普段は軽くするために設定を変えている人はぜひお試しください。
このスカイボックスは、柱に付いているパネルをタッチすることで、ダイアログからいくつかの機能を操作することができます。
また、この操作はオーナー(所有者)もしくはアクティブなグループが同一の人だけに可能な設定となっています。
・ルームタイプ
完全な閉鎖空間となる海底のイメージと、内側からは天井と床が半透明となる水中のイメージの二種類が選択できます。
水中タイプは、さらにグロー効果の強弱で二種類用意してあります。
つまり、合計三種類の部屋を選ぶことができるわけです。
特にグロー効果の強い水中タイプは、深夜設定での使用がお勧めです。

・スポットライト
スカイボックス本体とは別プリム扱いで、スポットライトを二か所操作することが可能です。
このスポットライトは、最低一度はRezしてからでなければオンオフの切り替えもできませんので、ご注意ください。(スポットライトのRezはダイアログから)
逆に、いったんRezしておくと、内容に合わせてスポットライトの位置を動かしてもらっても、オンオフの切り替えだけで使用すれば問題ありません。
Rezし直すと古いスポットライトは削除されるため、移動させたものも削除されるので注意が必要となりますが、何度か操作してもらうとコツがつかめると思います。
このスポットライトはグロー効果による調整によるもので、光源となるライトは使用していません。
強弱オフの三段階での使用が可能です。
また、スポットライトは二つあるうちの一つずつの操作も可能です。
・ルームライト
スカイボックスの内部に二か所、光源を使ったライトが設定されています。
こちらも強弱オフの三段階での使用が可能ですが、スポットライトとは違って同時に二つを操作することになります。

・パーティクル
室内演出の補助として、シンプルなパーティクルを四種類用意してあります。
基本的な動きは同じようなものですが、色やサイズが少し違っています。
・リセット機能
ダイアログからリセットを選ぶと、スポットライトがすべて削除され、ルームライトがオフになり、パーティクルも止まります。
スカイボックスを大きく移動させたり、撤去する際などにもお使いください。
特にスポットライトは、Rezされた状態でオフの時は目に見えにくくなっているだけなので、プリムとして残りやすくなってしまいます。
スカイボックスだけを削除した場合、オフになったままのスポットライトが残ってしまう可能性があるということですね。
そういったことを回避するためのリセットでもあります。

深夜設定で使う場合は特に、グローとライトの関係がこのスカイボックスの楽しみ方となります。
別にライトを備え付けることで光を強くして全体的に光の中で楽しむもよし、フェイスライトなども切って薄暗い中でぼんやりとした明かりを楽しむもよし。
スポットライトの下にボールを置いて社交ダンスをしたり、ソファー一つを置いて二人だけで語らったり・・・などなど。
様々なアレンジや使い方で楽しんでみてください。
最後に、水のテクスを提供してくださったアルトさんには感謝を。
ありがとうございました。

☆参考
『Rez支援ツールについて。』
http://zusi.slmame.com/e596328.html

☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)
Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27
Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場です
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27

屋外展示場の上に実物を展示をしてありますので、TP(床の円形をタッチ)からスカイボックス内部へ入ってみてください。
販売用の箱はタッチすると説明書をもらえる仕様となっていますので、説明書をご確認のうえで、ご購入は右クリック・パイメニューの「購入」からどうぞ。
海底や水中をイメージした作りの密閉型スカイボックス。
程よい広さが、親密な関係にはピッタリ心地いいと思います。
様々なアレンジで自分だけの空間を作り上げて、お楽しみくださいませ。

というわけで、海底や海中をイメージしたスカイボックスです。
空に海底が浮かんでたら面白いだろうな・・・という発想が出発点でした。
出入り口はありませんので、テレポート(TP)やランドマーク(LM)などを使ってスカイへの出入りをすることになります。
使用するための最低必要プリム数は28(24+2+2)プリム。
権限は修正とコピーが可能。
スカイボックスをRezするための「スカイボックスRez支援ツール」もセットで入っています



このスカイボックスの特徴は、テクスとグローの効果を組み合わせてあるところだと思います。
そのため、使用に当たっては「環境設定≫表示≫カスタムにチェック」をして、シェーダーを有効にすることをお勧めさせてもらいます。
個々のグラフィックボードの性能からこれが有効とならない(チェックボックスがグレー表示でチェックできない)場合もあるとは思いますが、それでもスカイボックスを使う上では最低限の演出は可能だと考えています。
あくまでお勧めはグローが見える環境ですよということで、普段は軽くするために設定を変えている人はぜひお試しください。
このスカイボックスは、柱に付いているパネルをタッチすることで、ダイアログからいくつかの機能を操作することができます。
また、この操作はオーナー(所有者)もしくはアクティブなグループが同一の人だけに可能な設定となっています。
・ルームタイプ
完全な閉鎖空間となる海底のイメージと、内側からは天井と床が半透明となる水中のイメージの二種類が選択できます。
水中タイプは、さらにグロー効果の強弱で二種類用意してあります。
つまり、合計三種類の部屋を選ぶことができるわけです。
特にグロー効果の強い水中タイプは、深夜設定での使用がお勧めです。


・スポットライト
スカイボックス本体とは別プリム扱いで、スポットライトを二か所操作することが可能です。
このスポットライトは、最低一度はRezしてからでなければオンオフの切り替えもできませんので、ご注意ください。(スポットライトのRezはダイアログから)
逆に、いったんRezしておくと、内容に合わせてスポットライトの位置を動かしてもらっても、オンオフの切り替えだけで使用すれば問題ありません。
Rezし直すと古いスポットライトは削除されるため、移動させたものも削除されるので注意が必要となりますが、何度か操作してもらうとコツがつかめると思います。
このスポットライトはグロー効果による調整によるもので、光源となるライトは使用していません。
強弱オフの三段階での使用が可能です。
また、スポットライトは二つあるうちの一つずつの操作も可能です。
・ルームライト
スカイボックスの内部に二か所、光源を使ったライトが設定されています。
こちらも強弱オフの三段階での使用が可能ですが、スポットライトとは違って同時に二つを操作することになります。


・パーティクル
室内演出の補助として、シンプルなパーティクルを四種類用意してあります。
基本的な動きは同じようなものですが、色やサイズが少し違っています。
・リセット機能
ダイアログからリセットを選ぶと、スポットライトがすべて削除され、ルームライトがオフになり、パーティクルも止まります。
スカイボックスを大きく移動させたり、撤去する際などにもお使いください。
特にスポットライトは、Rezされた状態でオフの時は目に見えにくくなっているだけなので、プリムとして残りやすくなってしまいます。
スカイボックスだけを削除した場合、オフになったままのスポットライトが残ってしまう可能性があるということですね。
そういったことを回避するためのリセットでもあります。



深夜設定で使う場合は特に、グローとライトの関係がこのスカイボックスの楽しみ方となります。
別にライトを備え付けることで光を強くして全体的に光の中で楽しむもよし、フェイスライトなども切って薄暗い中でぼんやりとした明かりを楽しむもよし。
スポットライトの下にボールを置いて社交ダンスをしたり、ソファー一つを置いて二人だけで語らったり・・・などなど。
様々なアレンジや使い方で楽しんでみてください。
最後に、水のテクスを提供してくださったアルトさんには感謝を。
ありがとうございました。

☆参考
『Rez支援ツールについて。』
http://zusi.slmame.com/e596328.html

☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)
Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27
Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場です
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27

屋外展示場の上に実物を展示をしてありますので、TP(床の円形をタッチ)からスカイボックス内部へ入ってみてください。
販売用の箱はタッチすると説明書をもらえる仕様となっていますので、説明書をご確認のうえで、ご購入は右クリック・パイメニューの「購入」からどうぞ。
2009年04月22日
Rez支援ツールについて。
すでに知り合いの人たち何人かには意見をもらっているスカイボックスですが、予告編ということで少し説明させてもらいます。
といっても今回は本体部分ではなく、「スカイボックスをRezする仕掛け」の部分なんですけどね。(本体はまた後日)
本体は密閉型のスカイボックスになるため、設置してから中に入るためにはテレポート(TP)やランドマーク(LM)などを使う想定になっています。
スカイボックス自体にはTPの機能を付けていませんので、どのみちスカイボックスの中に入った作業が必要になるわけですが、最初にRezした段階で中に入るための方法に苦労する人が多いかもしれません。
その方法の一つとして、スカイボックスの中に仮の椅子でも置いて、そこに座ることでボックスの中に入るやり方があると思います。Alt+マウス操作によるカメラの視点操作が前提となる方法ですね。
で、どうせなら一番最初にスカイボックスを設置する時、自分が中に入った状態でRezできないものか、それを考えたのが今回説明させてもらうスカイボックスRez支援ツールです。

枠のサイズがそのままスカイボックスの大きさになっているので、スカイボックスを置きたい場所に枠を動かしてください。
スカイボックスの場合、何もない高さにあげていく操作も必要となりますが、枠に設置してある丸い椅子に座りながら支援ツールを上空に動かしてもらうことで、自分も一緒に上にあがることもできます。
座ったまま枠のZ軸を数値入力するやり方などなど。
スカイボックスを置きたい場所に枠を動かした後は、テーブル部分や枠や床のどこでもタッチするとダイアログが出てきます。
そこからRezすると枠が消えてスカイボックスに置き替わるわけです。
その際、椅子に座ったまま操作しても、アバターは自動的に立ち上がりますので問題ありません。
枠がスカイボックスに置き替わるためには枠とスカイボックス両方のプリム数が必要だと思われるかもしれませんが、そこの処理はしてありますので、スカイボックス本体を置けるプリム数があれば十分使用可能です。
このスカイボックスRez支援ツールは、スカイボックス本体と同封したアイテムになります。
単独での販売や追加オプションということではありませんので、スカイボックスを買ってもらうと自動的についてきます。
今回、先にこのRez方法だけを説明させてもらうことで、スカイボックス本体の説明が長くなりすぎないように載せてみました。
権限等の最終確認を済ませ、今週末には販売開始したいと考えていますので、ちょっと社交ダンスなどを楽しんだりムードのある場所をプライベートで使いたい人は、どうぞご検討ください。
*こちらが本体のSSです*
といっても今回は本体部分ではなく、「スカイボックスをRezする仕掛け」の部分なんですけどね。(本体はまた後日)

本体は密閉型のスカイボックスになるため、設置してから中に入るためにはテレポート(TP)やランドマーク(LM)などを使う想定になっています。
スカイボックス自体にはTPの機能を付けていませんので、どのみちスカイボックスの中に入った作業が必要になるわけですが、最初にRezした段階で中に入るための方法に苦労する人が多いかもしれません。
その方法の一つとして、スカイボックスの中に仮の椅子でも置いて、そこに座ることでボックスの中に入るやり方があると思います。Alt+マウス操作によるカメラの視点操作が前提となる方法ですね。
で、どうせなら一番最初にスカイボックスを設置する時、自分が中に入った状態でRezできないものか、それを考えたのが今回説明させてもらうスカイボックスRez支援ツールです。


枠のサイズがそのままスカイボックスの大きさになっているので、スカイボックスを置きたい場所に枠を動かしてください。
スカイボックスの場合、何もない高さにあげていく操作も必要となりますが、枠に設置してある丸い椅子に座りながら支援ツールを上空に動かしてもらうことで、自分も一緒に上にあがることもできます。
座ったまま枠のZ軸を数値入力するやり方などなど。
スカイボックスを置きたい場所に枠を動かした後は、テーブル部分や枠や床のどこでもタッチするとダイアログが出てきます。
そこからRezすると枠が消えてスカイボックスに置き替わるわけです。
その際、椅子に座ったまま操作しても、アバターは自動的に立ち上がりますので問題ありません。
枠がスカイボックスに置き替わるためには枠とスカイボックス両方のプリム数が必要だと思われるかもしれませんが、そこの処理はしてありますので、スカイボックス本体を置けるプリム数があれば十分使用可能です。
このスカイボックスRez支援ツールは、スカイボックス本体と同封したアイテムになります。
単独での販売や追加オプションということではありませんので、スカイボックスを買ってもらうと自動的についてきます。
今回、先にこのRez方法だけを説明させてもらうことで、スカイボックス本体の説明が長くなりすぎないように載せてみました。
権限等の最終確認を済ませ、今週末には販売開始したいと考えていますので、ちょっと社交ダンスなどを楽しんだりムードのある場所をプライベートで使いたい人は、どうぞご検討ください。
*こちらが本体のSSです*


2009年04月15日
ふと思ったんですが。
SLには電柱が無いけど、だからといって別に街並みが美しいわけではないですよね。
個人的には、電柱・電線の地下埋設は都市部の美観上の効果はあるだろうと思っています。
トータルコストで採算(初期工事と管理・維持費などの総合的なもの)が合えば積極的に進めるべきだろうと考えますが、電柱・電線があるから街並みが汚い・・・という意見だけで都市の美観が決まるわけではないのも確かなんでしょう。
この電柱に対する考え方には、地下埋設が主流とされる欧米先進諸国の都市景観があり、外国は綺麗だけど日本は汚いという認識が意見の背景にはあると思われます。
SLの中で考えてみれば、しかし電柱がいらないし無い(一部のSIMでは演出として存在してますが)という条件は同じはずなので、海外SIMも日本系SIMも同じ条件。
SIMやSIM群丸ごとの景観という点ではやはり海外SIMのほうが整った街並みも多いという感覚がなきにしもあらずですが、メインランドの景観を考えてみれば個々人の自由裁量による街並み(街並みとして抽出し得る対象をどう定義するかにもよるかな??)ではそれほど美観に優れた場所が多いとも感じません。
全体的には、欧米の都市部に都市景観の重要性や意味を肯定的に理解している人たちが多い(RL)ことは間違いないと思うのですが、無計画で自分の自由になる場所を得た時(SL)まで景観保護のために自分の主張を抑える人々ばかりではないということではないかとも思えるわけです。
RLの都市景観における抑圧がSLの中で発散されていると見れば、むろんこの考え方は成立しません(海外の場合そのずれが大きく、日本の場合ズレが少ないので比較自体が無理?)けども。
ようするに、「電柱や電線があるなど都市景観に無自覚な日本は街並みが美しくない」という意見はインワールドの中でも成り立つ意見なんだろうか、ということをふと考えてみたわけですな。
計画された都市部が綺麗になるのはRLでもSLでも同じでしょう。
そもそもこの場合の綺麗さとは、整えられた美しさ、調和や整合性・統一感といった部分からくる基準が前提となりそうなのですけども。
電柱や電線もある意味では機能的な必然の結果ではあるので、必要性から導かれた整合性がそこにあると主張できなくはないと思いますが、大体においては街並みの統一感を壊す無計画な存在の象徴として扱われるわけですよね。電柱や電線は。
で、その場所が持つ物理的な必然性もなく、伝統や文化の固定性もなく、さらには事前の計画もない仮想空間の個人的領域の集合体において比較した時、海外の住人と日本の住人の作りだす景観にどれほどの違いが生まれているのだろうか・・・。
実証的な根拠はないのですが、感覚的にはそれに違いはないんじゃないか?と思います。
せっかく(?笑)なんだし、誰かSLの中でそうした都市計画上の仮説を立てて実証的なレポートとしてまとめてみてくれないかなぁ。
RLで都市計画の実験をするのは大変でしょうけども、SLの中ならそれも可能。
シュミレーターとしての使い方としては、なかなか面白そうだという気がしますけどね。
そういえば、ログインのトップ画面が最近は綺麗になっています。
日本でSLがブームだった頃、ログイン画面がショボイから興味が持てないという意見をたまに見かけました。
じゃあそれが綺麗になった今、みんながトップ画面を見てSLに興味を持つのだろうかと考えれば、むろんそんなこともないでしょうね。
なんか、電柱の話もそれに近い感じがするわけですよ。
物事のある一点が全体の評価を左右するほどのモノなのかどうか、そこが何か腑に落ちないことがあるという話。
単純に考えれば成り立っていそうで感覚的にも理解できそうなんだけど、でもやっぱりそれが本当かどうかはよく分からない。
世の中にはそんなことは沢山あるから、そもそもそんな程度のことならばそれ自体にたいした意味はないのかもしれません。
だけれども、RLで言われているようなことをふとSLの中に当てはめようと考えてみた時、逆にSLの中で言われているようなことをRLで考えてみた時、そういう考え方の切り替えをやってみる機会が生まれるということそのものに意味があるのではないだろうか?
RLの常識もSLの常識も、どちらにせよ分かったようで分からないことが多いし、もっともらしく見えてもそれが決定的な因果関係だと限らないことは多い。
ただ、RLとSLという境界線がそうしたことを「より気がつきやすく」させてくれるのではないか。
だから何?
って話でもあるんで、ただ思ったことのメモですけど。(苦笑)
個人的には、電柱・電線の地下埋設は都市部の美観上の効果はあるだろうと思っています。
トータルコストで採算(初期工事と管理・維持費などの総合的なもの)が合えば積極的に進めるべきだろうと考えますが、電柱・電線があるから街並みが汚い・・・という意見だけで都市の美観が決まるわけではないのも確かなんでしょう。
この電柱に対する考え方には、地下埋設が主流とされる欧米先進諸国の都市景観があり、外国は綺麗だけど日本は汚いという認識が意見の背景にはあると思われます。
SLの中で考えてみれば、しかし電柱がいらないし無い(一部のSIMでは演出として存在してますが)という条件は同じはずなので、海外SIMも日本系SIMも同じ条件。
SIMやSIM群丸ごとの景観という点ではやはり海外SIMのほうが整った街並みも多いという感覚がなきにしもあらずですが、メインランドの景観を考えてみれば個々人の自由裁量による街並み(街並みとして抽出し得る対象をどう定義するかにもよるかな??)ではそれほど美観に優れた場所が多いとも感じません。
全体的には、欧米の都市部に都市景観の重要性や意味を肯定的に理解している人たちが多い(RL)ことは間違いないと思うのですが、無計画で自分の自由になる場所を得た時(SL)まで景観保護のために自分の主張を抑える人々ばかりではないということではないかとも思えるわけです。
RLの都市景観における抑圧がSLの中で発散されていると見れば、むろんこの考え方は成立しません(海外の場合そのずれが大きく、日本の場合ズレが少ないので比較自体が無理?)けども。
ようするに、「電柱や電線があるなど都市景観に無自覚な日本は街並みが美しくない」という意見はインワールドの中でも成り立つ意見なんだろうか、ということをふと考えてみたわけですな。
計画された都市部が綺麗になるのはRLでもSLでも同じでしょう。
そもそもこの場合の綺麗さとは、整えられた美しさ、調和や整合性・統一感といった部分からくる基準が前提となりそうなのですけども。
電柱や電線もある意味では機能的な必然の結果ではあるので、必要性から導かれた整合性がそこにあると主張できなくはないと思いますが、大体においては街並みの統一感を壊す無計画な存在の象徴として扱われるわけですよね。電柱や電線は。
で、その場所が持つ物理的な必然性もなく、伝統や文化の固定性もなく、さらには事前の計画もない仮想空間の個人的領域の集合体において比較した時、海外の住人と日本の住人の作りだす景観にどれほどの違いが生まれているのだろうか・・・。
実証的な根拠はないのですが、感覚的にはそれに違いはないんじゃないか?と思います。
せっかく(?笑)なんだし、誰かSLの中でそうした都市計画上の仮説を立てて実証的なレポートとしてまとめてみてくれないかなぁ。
RLで都市計画の実験をするのは大変でしょうけども、SLの中ならそれも可能。
シュミレーターとしての使い方としては、なかなか面白そうだという気がしますけどね。
そういえば、ログインのトップ画面が最近は綺麗になっています。
日本でSLがブームだった頃、ログイン画面がショボイから興味が持てないという意見をたまに見かけました。
じゃあそれが綺麗になった今、みんながトップ画面を見てSLに興味を持つのだろうかと考えれば、むろんそんなこともないでしょうね。
なんか、電柱の話もそれに近い感じがするわけですよ。
物事のある一点が全体の評価を左右するほどのモノなのかどうか、そこが何か腑に落ちないことがあるという話。
単純に考えれば成り立っていそうで感覚的にも理解できそうなんだけど、でもやっぱりそれが本当かどうかはよく分からない。
世の中にはそんなことは沢山あるから、そもそもそんな程度のことならばそれ自体にたいした意味はないのかもしれません。
だけれども、RLで言われているようなことをふとSLの中に当てはめようと考えてみた時、逆にSLの中で言われているようなことをRLで考えてみた時、そういう考え方の切り替えをやってみる機会が生まれるということそのものに意味があるのではないだろうか?
RLの常識もSLの常識も、どちらにせよ分かったようで分からないことが多いし、もっともらしく見えてもそれが決定的な因果関係だと限らないことは多い。
ただ、RLとSLという境界線がそうしたことを「より気がつきやすく」させてくれるのではないか。
だから何?
って話でもあるんで、ただ思ったことのメモですけど。(苦笑)
2009年04月08日
「天国への階段」的なモノ。
せっかくのSLでのモノ作りです。
RLにある物や使い方の決まった物、あるいは既に人気がある物などではない、「アイデアや考えを(シンプルなまま)形にする作り方」はあってもいいと思います。

この階段はテクスチャーもシンプルですし、仕組みもそれほど複雑ではありません。
スクリプト的には少し工夫してあるつもりですが、有名な解説サイトなどを見ながら十分に作れる範囲です。
しかし、シンプルだから面白くない・・・とも言いきれないはずで、むしろこの階段をどうやって使うのか・どうやって楽しむかを考えてみてほしいと、私は思っています。
自分一人で完成させて、自分一人で使い方を決める。
そういう作り方で、自分が納得いく品質や楽しさのモノを作り上げるのも一つのやり方でしょう。
ですが、良いモノは売れるという言葉の裏側に、良いモノでなければ売れないし評価もされない、だから良いモノを完成させることができなければ何も意味がない・・・という後ろ向きの思考がセットになってはいないでしょうか?
得意分野を分担する分業制で物を作る人たちもいますし、必ずしも一人だけで全てを背負い込んでモノを作ったりする必要はありませんが、もう少しゆるやかな考え方もあっていい気がします。
一つのモノが100%で完成するとするならば、50%の部分を形にして提案することで、残りの部分をどうぞ楽しんでみてくださいという作り方。
これには、じゃあ未完成のモノを商品として有料で売りつけるのか?という捉え方もあるでしょう。
この階段を知り合いの何人かに見てもらった時、これをどこまでのぼれるかを挑戦するゲームとしてとらえる人もいれば、実用的な省プリムの階段として使えるといった人もいました。
よりゲーム性を高めるためには、例えば上位者の記録が表示されるボードや所要時間の表示などがあると面白いでしょう。
実用性を高めるには、どの高さで止まるのかを選択できる機能があれば使いやすいはずです。
そうした性能を付けた上位品を用意して「階段シリーズ」として販売するような方法も、なくはない選択です。
とはいえ、では、今の機能のまま他のプリムやスクリプトを別に用意して組み合わせることでゲームや実用的な使い方に変えることは、本当に不可能なのでしょうか。
私としては、”その方法はある”と思っています。
こういうのはコロンブスの卵で、たいしたことのない仕掛け一つでもかなり意味合いを変えた使い方ができるはず。
どうしても仕様変更が必要な場合は、私の方へ相談してもらっても構いませんが・・・。
これは「階段の基本部分」を販売していることになるわけで、それをゲームとして使えるようにするか実用的な階段として使えるようにするかをお任せします、ということになるわけです。
つまりは、50%の基礎部分においては完成させてある商品、のつもりなんですね。

SLで何かを楽しもうと思えば、与えられる楽しみ方を待ち続けるだけでは飽きてくるような気がします。
かといってクオリティの高い物を作らなければ何も楽しめないかというと、そこまでハードルを上げてしまわなくてもいいはず。
私たちは、RLでも、日常の中でちょっとした思い付きや工夫を身の回りでやっていることが多いです。
机の引き出しの中に小物を入れる時、引き出しの中に小物用の間仕切りのついた机を探し回るでしょうか?
たぶん、引き出しの中に手頃な箱を入れたり板でも置いたりして使うはずですよね。
SLの場合は”権限”という技術的な問題もあるため、自分の工夫が及ばない部分はでてきます。
帯にたすきに・・・というやつで、探したい使い方にピッタリと合う物が見つかることは少ないのが、一見は物がなんでもありそうなSLの実情でもあります。
だからこそ、自分が望む完成品を探す、あるいは望み通りに完成された機能を待ち続けるよりは、手に入る物で使いたい使い方を実現させることのできる方法を探してみるような姿勢が大切ではないかと考えます。
楽しむことも実用的な意味でも同じ。
それほど複雑ではないスクリプトと簡単なテクス、それほど多くないプリム。
そんな組み合わせでは出来ることが限られてしまうのも事実ですが、SLにおける最大のコンテンツとは人間が持つ発想力やアイデアではないか、と私は思います。
探しているものが無いから諦める・・・という待ちの姿勢で終わってしまわないことが、SLを楽しむコツではないでしょうか。
50%のモノを100%でも120%でも楽しめるとすれば、ましてや100%の機能を200%に楽しむことのできる方法を考えることだって出来るかもしれません。
一人で考えることが無理ならば、カフェやバーでみんなの意見を求めることだって可能です。
ソラマメなどのブログに書いて意見を募集するようなことだってできます。
物凄く高度なスクリプトにハイクオリティなテクスチャー、計算され尽くされた組み合わせとSIM規模の制約のないプリム数。
そうでなければ何も楽しめない~というわけではないはずで、そのために一番大切なことは考える力、ひいては人間の力そのものではないでしょうか。
SLでの物作りとは、ある物をどう使って楽しむのかという意味においても十分立派な創作活動になり得る、というのが私の考えです。

まあ、売れるかどうかよりも、こういう考え方を書くための”形”として「天国への階段」を作ったというのも、ある意味では正しいんですけどね。
以前に比べると、インワールドでのアイテムは定番のモノが増えてきている気がしてなりません。
SLの中で需要のあるモノがよく目につくという当たり前の話を割り引いたとしても、簡単なことだけど楽しいような、発想力で魅せてくれるようなモノがもう少しは出てきてもいい。
RLのお笑いネタを持ち込んだりコピーしたりするのも技術的なテストにはいいと思いますが、それだけで終わってしまうと途端にネタ自体も色褪せてきかねないです。(Rlの流行にも脆弱に影響されますし)
100個アイデアがあって100個とも成功するということはないのですから、もっともっと失敗含めて物作りに挑戦するような姿勢を大切にしてみたいものです。
そのきっかけとしての、「天国への階段」でした。
こんな面倒な文章はどうでもいいという人も、お時間があれば一度実物をお試しください。(笑)
☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)
Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27
Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27
※おまけ※
今準備中のスカイボックスです。
RLにある物や使い方の決まった物、あるいは既に人気がある物などではない、「アイデアや考えを(シンプルなまま)形にする作り方」はあってもいいと思います。

この階段はテクスチャーもシンプルですし、仕組みもそれほど複雑ではありません。
スクリプト的には少し工夫してあるつもりですが、有名な解説サイトなどを見ながら十分に作れる範囲です。
しかし、シンプルだから面白くない・・・とも言いきれないはずで、むしろこの階段をどうやって使うのか・どうやって楽しむかを考えてみてほしいと、私は思っています。
自分一人で完成させて、自分一人で使い方を決める。
そういう作り方で、自分が納得いく品質や楽しさのモノを作り上げるのも一つのやり方でしょう。
ですが、良いモノは売れるという言葉の裏側に、良いモノでなければ売れないし評価もされない、だから良いモノを完成させることができなければ何も意味がない・・・という後ろ向きの思考がセットになってはいないでしょうか?
得意分野を分担する分業制で物を作る人たちもいますし、必ずしも一人だけで全てを背負い込んでモノを作ったりする必要はありませんが、もう少しゆるやかな考え方もあっていい気がします。
一つのモノが100%で完成するとするならば、50%の部分を形にして提案することで、残りの部分をどうぞ楽しんでみてくださいという作り方。
これには、じゃあ未完成のモノを商品として有料で売りつけるのか?という捉え方もあるでしょう。
この階段を知り合いの何人かに見てもらった時、これをどこまでのぼれるかを挑戦するゲームとしてとらえる人もいれば、実用的な省プリムの階段として使えるといった人もいました。
よりゲーム性を高めるためには、例えば上位者の記録が表示されるボードや所要時間の表示などがあると面白いでしょう。
実用性を高めるには、どの高さで止まるのかを選択できる機能があれば使いやすいはずです。
そうした性能を付けた上位品を用意して「階段シリーズ」として販売するような方法も、なくはない選択です。
とはいえ、では、今の機能のまま他のプリムやスクリプトを別に用意して組み合わせることでゲームや実用的な使い方に変えることは、本当に不可能なのでしょうか。
私としては、”その方法はある”と思っています。
こういうのはコロンブスの卵で、たいしたことのない仕掛け一つでもかなり意味合いを変えた使い方ができるはず。
どうしても仕様変更が必要な場合は、私の方へ相談してもらっても構いませんが・・・。
これは「階段の基本部分」を販売していることになるわけで、それをゲームとして使えるようにするか実用的な階段として使えるようにするかをお任せします、ということになるわけです。
つまりは、50%の基礎部分においては完成させてある商品、のつもりなんですね。


SLで何かを楽しもうと思えば、与えられる楽しみ方を待ち続けるだけでは飽きてくるような気がします。
かといってクオリティの高い物を作らなければ何も楽しめないかというと、そこまでハードルを上げてしまわなくてもいいはず。
私たちは、RLでも、日常の中でちょっとした思い付きや工夫を身の回りでやっていることが多いです。
机の引き出しの中に小物を入れる時、引き出しの中に小物用の間仕切りのついた机を探し回るでしょうか?
たぶん、引き出しの中に手頃な箱を入れたり板でも置いたりして使うはずですよね。
SLの場合は”権限”という技術的な問題もあるため、自分の工夫が及ばない部分はでてきます。
帯にたすきに・・・というやつで、探したい使い方にピッタリと合う物が見つかることは少ないのが、一見は物がなんでもありそうなSLの実情でもあります。
だからこそ、自分が望む完成品を探す、あるいは望み通りに完成された機能を待ち続けるよりは、手に入る物で使いたい使い方を実現させることのできる方法を探してみるような姿勢が大切ではないかと考えます。
楽しむことも実用的な意味でも同じ。
それほど複雑ではないスクリプトと簡単なテクス、それほど多くないプリム。
そんな組み合わせでは出来ることが限られてしまうのも事実ですが、SLにおける最大のコンテンツとは人間が持つ発想力やアイデアではないか、と私は思います。
探しているものが無いから諦める・・・という待ちの姿勢で終わってしまわないことが、SLを楽しむコツではないでしょうか。
50%のモノを100%でも120%でも楽しめるとすれば、ましてや100%の機能を200%に楽しむことのできる方法を考えることだって出来るかもしれません。
一人で考えることが無理ならば、カフェやバーでみんなの意見を求めることだって可能です。
ソラマメなどのブログに書いて意見を募集するようなことだってできます。
物凄く高度なスクリプトにハイクオリティなテクスチャー、計算され尽くされた組み合わせとSIM規模の制約のないプリム数。
そうでなければ何も楽しめない~というわけではないはずで、そのために一番大切なことは考える力、ひいては人間の力そのものではないでしょうか。
SLでの物作りとは、ある物をどう使って楽しむのかという意味においても十分立派な創作活動になり得る、というのが私の考えです。

まあ、売れるかどうかよりも、こういう考え方を書くための”形”として「天国への階段」を作ったというのも、ある意味では正しいんですけどね。
以前に比べると、インワールドでのアイテムは定番のモノが増えてきている気がしてなりません。
SLの中で需要のあるモノがよく目につくという当たり前の話を割り引いたとしても、簡単なことだけど楽しいような、発想力で魅せてくれるようなモノがもう少しは出てきてもいい。
RLのお笑いネタを持ち込んだりコピーしたりするのも技術的なテストにはいいと思いますが、それだけで終わってしまうと途端にネタ自体も色褪せてきかねないです。(Rlの流行にも脆弱に影響されますし)
100個アイデアがあって100個とも成功するということはないのですから、もっともっと失敗含めて物作りに挑戦するような姿勢を大切にしてみたいものです。
そのきっかけとしての、「天国への階段」でした。
こんな面倒な文章はどうでもいいという人も、お時間があれば一度実物をお試しください。(笑)
☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)
Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27
Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27
※おまけ※
今準備中のスカイボックスです。

