2008年08月30日
結局ブランド??
『ブランド??』
http://zusi.slmame.com/e337977.html
『続ブランド??』
http://zusi.slmame.com/e343672.html
いちおう話としては続きなので、興味のある人はどうぞ。
以下の文章は、『続ブランド??』のコメント欄にもらった、ぽっぷさんの書き込みへのレスを兼ねています。
>ブランド
まあウェキペディアで意味を確認したのは、ブランドの正しい意味や定義というほどではなく、あくまで基本的な認識でのズレを最小限にするためです。
今回の話のポイントの一つは、ブランドというものが物やサービスなどの商品(商品価値)を代表するものなのか、それともクリエーターという制作者を代表(象徴)するものなのかということでしょう。
そして、ウェキペディアにもあったように、これはブランドというものが消費者からの理解と認識がなければ成立しないものであると考えた場合、SLの中では比較的後者の意味で捉えられる現状があるのではないか?という理解で私とぽっぷさんの考えは一致していそうです。
>あまりにも近くにいすぎてしまい、”物”を飛ばしてしまい、ブランド=人と感じてしまうことが多いだけなのかもしれません。
RLでデザイナーやクリエーターと日常的に交流する機会はないですからね。
SLでは多くの人がオーナーやクリエーターなどの肩書をもっていて、SLの中で著名な人と交流があることは多いです。
もちろんながら、ぽっぷさんご自身もまた大規模モールのオーナーとして、無名の人ではないわけですし。(笑)
Snowland mall=ぽっぷさん、というイメージがあるわけですよ。私には。
つまり、ブランドという言葉は同じであっても、「RLでの意味」と「SLでの意味」とでは異なると考えてもいいのではないか、ということです。
そしてそれは、人を中心として個人の影響力と存在で成立しているようなSLの特性が影響している部分だという気がします。
で、RLと同じではないという点を否定的に思うか肯定的にとらえるかは解釈次第で、今のSLが未成熟なものであると考えれば、答えの出ない主観的な意見表明を越えられないものでしょう。
平たく言いかえると、だから所詮はごっこ遊びでSLには本物のブランドなどないんだという意見も、だからこそSLにおけるブランドは自己実現や自己表現に直結する純粋なものであるという意見も、ともに主張し得るという。
(SLの中でもRLに近いような、集団制作の体制をとってブランドをイメージとして商品価値に結び付ける展開に成功している、有名ブランドがあるのは事実でしょうけど)
世界が変われば言葉が変わる、という大上段な話もできそうですね。(笑)
属する社会・環境や価値観が変化すれば、言葉によって定義されうる内容もまた変化するのが当然なのかもしれません。
個人的には、そうした変化を体験し実感することもまた仮想世界に関わることの面白さの一つではないかと思います。
>物作りに関しても、マーケティングかけてやってる人は少ないと思いますし、作りたいものを作って売っているって言うところが大半ではないかと推測します。
ブランドとは少し話が変わりますが、この辺りは難しいですね。
作りたいモノが作れるから楽しいしやる気も出る、という考えもあるでしょう。
また、多くの人が求めているモノを平均的に詰め込もうとして、逆に全ての人に不満が残るモノを作ってしまうリスクもありそうです。(翻訳機能の付いたHUD系で、たまにそんな意見がありますよね)
「お客さんの目線」というものへの考え方なのかもしれませんが、自分の好きなモノや楽しいモノを作るんだけど、使ってもらう人のこと(特に操作性や利便性)も考えるという辺りが落とし所でしょうか。
SLの中で一番潜在的な需要のある情報サービスは、マーケティングリサーチかもしれないです。(笑)
正解を出すという話ではなく、何かを考えるきっかけや視点の整理になればこのやり取りにも意味があると思います。
書くことは考えることで整理することなので、未熟ながらもこういう機会があればまた書いてみたいですね。
駄文に、最後までお付き合いいただいた人すべてに感謝を。(礼)
☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)
Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27
Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場です
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27
http://zusi.slmame.com/e337977.html
『続ブランド??』
http://zusi.slmame.com/e343672.html
いちおう話としては続きなので、興味のある人はどうぞ。
以下の文章は、『続ブランド??』のコメント欄にもらった、ぽっぷさんの書き込みへのレスを兼ねています。
>ブランド
まあウェキペディアで意味を確認したのは、ブランドの正しい意味や定義というほどではなく、あくまで基本的な認識でのズレを最小限にするためです。
今回の話のポイントの一つは、ブランドというものが物やサービスなどの商品(商品価値)を代表するものなのか、それともクリエーターという制作者を代表(象徴)するものなのかということでしょう。
そして、ウェキペディアにもあったように、これはブランドというものが消費者からの理解と認識がなければ成立しないものであると考えた場合、SLの中では比較的後者の意味で捉えられる現状があるのではないか?という理解で私とぽっぷさんの考えは一致していそうです。
>あまりにも近くにいすぎてしまい、”物”を飛ばしてしまい、ブランド=人と感じてしまうことが多いだけなのかもしれません。
RLでデザイナーやクリエーターと日常的に交流する機会はないですからね。
SLでは多くの人がオーナーやクリエーターなどの肩書をもっていて、SLの中で著名な人と交流があることは多いです。
もちろんながら、ぽっぷさんご自身もまた大規模モールのオーナーとして、無名の人ではないわけですし。(笑)
Snowland mall=ぽっぷさん、というイメージがあるわけですよ。私には。
つまり、ブランドという言葉は同じであっても、「RLでの意味」と「SLでの意味」とでは異なると考えてもいいのではないか、ということです。
そしてそれは、人を中心として個人の影響力と存在で成立しているようなSLの特性が影響している部分だという気がします。
で、RLと同じではないという点を否定的に思うか肯定的にとらえるかは解釈次第で、今のSLが未成熟なものであると考えれば、答えの出ない主観的な意見表明を越えられないものでしょう。
平たく言いかえると、だから所詮はごっこ遊びでSLには本物のブランドなどないんだという意見も、だからこそSLにおけるブランドは自己実現や自己表現に直結する純粋なものであるという意見も、ともに主張し得るという。
(SLの中でもRLに近いような、集団制作の体制をとってブランドをイメージとして商品価値に結び付ける展開に成功している、有名ブランドがあるのは事実でしょうけど)
世界が変われば言葉が変わる、という大上段な話もできそうですね。(笑)
属する社会・環境や価値観が変化すれば、言葉によって定義されうる内容もまた変化するのが当然なのかもしれません。
個人的には、そうした変化を体験し実感することもまた仮想世界に関わることの面白さの一つではないかと思います。
>物作りに関しても、マーケティングかけてやってる人は少ないと思いますし、作りたいものを作って売っているって言うところが大半ではないかと推測します。
ブランドとは少し話が変わりますが、この辺りは難しいですね。
作りたいモノが作れるから楽しいしやる気も出る、という考えもあるでしょう。
また、多くの人が求めているモノを平均的に詰め込もうとして、逆に全ての人に不満が残るモノを作ってしまうリスクもありそうです。(翻訳機能の付いたHUD系で、たまにそんな意見がありますよね)
「お客さんの目線」というものへの考え方なのかもしれませんが、自分の好きなモノや楽しいモノを作るんだけど、使ってもらう人のこと(特に操作性や利便性)も考えるという辺りが落とし所でしょうか。
SLの中で一番潜在的な需要のある情報サービスは、マーケティングリサーチかもしれないです。(笑)
正解を出すという話ではなく、何かを考えるきっかけや視点の整理になればこのやり取りにも意味があると思います。
書くことは考えることで整理することなので、未熟ながらもこういう機会があればまた書いてみたいですね。
駄文に、最後までお付き合いいただいた人すべてに感謝を。(礼)
☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)
Z's CA (Shinsaibashi shop)
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/220/83/27
Z's CA (Shinsaibashi shop2) ←こちらは屋外展示場です
http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/237/40/27
Posted by Zusi at 15:32│Comments(0)
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