2007年10月14日
祇園に思う。
先日、京都祇園こと”Gion”へ見物に行ってきました。
といっても、ここで普通にSS(スナップ写真)を紹介しては他の人と同じ書き方なので、ちと別角度から。
『Gionプロジェクト ホームページ』
http://gion.tv/
いやー、ホントによく出来ていましたよ。
テーマ系のSIMの中でも、トップ級の出来であることには疑いがありません。
物を作る側の人間から見れば惚れ惚れするでしょうし、別にただ見るだけでも他との違いは明らか。
企画されているイベントや仕掛けも面白いし、小さな一つずつにも楽しませようとする工夫や姿勢が感じられる。
乗らない人がいるかも知れませんが、ゆったりと小舟に乗って川床なんぞを見ると、これがまたオツなもので・・・。
で、褒めたら次には落とす、というのが常套(苦笑)です。
繰り返しますが、とても完成度が高くていい場所で面白い。
でも、それだけに作り物としての窮屈さも、そこはかとなく感じてしまうんですよね。
これはあくまでも私の個人的な感じ方なので、出来の良し悪しという部分での評価を損なうものではありませんが、出来すぎた窮屈さというか。
隙がないような気がしたんですね。
そもそもSL自体の面白さって、お仕着せのゲーム世界の中で決められたことを楽しむ「ことではない」という部分だと思うんですよ。
誰でも何をやってもいい、という。
最低限のマナーやルールはあるにせよ、与えられたもので楽しむのではなく、自分から楽しみを探したり生み出すというところにSLの魅力があったはずなのでは?ということ。
そこを原点として再確認すると、完成度の高くてよく出来たテーマ系SIMが「そうしたSLの枠」の中でまた求められるという、この不思議さを感じざるを得ない。
否定をするつもりはないのですが、こうした動きの中(その背景)に何があるのかを考えてみませんか?という話です。
凄いですね、面白いですね、好きですよ~というだけでいいのだろうか。
紹介記事を書けば得もしますよ~という、そんな企画に乗って楽しむのもアリです。
しかし、提供される楽しさを求める姿勢”だけ”に終始してしまえば、SL全体の自由度や楽しさについても地盤沈下を起こすことだってあり得るかも知れない。
むしろ私としては、GionのようなSIMが登場するという動きをどのように自分が楽しむのか、あるいは現象として考えてみることをこの文章のように楽しんでみてもいいのですが、あくまでも「楽しむことの主体性」を奪われないような自覚は必要ではないかと思うわけですね。
SLに飛び込んでもみたはいいけれど、楽しみ方がさっぱり分からないという人もいるでしょう。
「仕掛け」がないと盛り上がらないのも事実です。
楽しみ方には選択肢があるべきだし、全否定と全肯定だけで物事を考える必要もないはず。
祇園がどうこうという話ではなくて、SLの楽しみ方の根底としてどう考えるのかという意味で書いているつもりです。
飛べない雛のように口を開けるだけがSLじゃないんだから、その上で祇園だって自分たちが楽しんじゃえばいい。
私はそんな事を思いました。
つか、実感としては、観光名所ではあるけど人間味がないよなぁ~とも。
クリエーター(見習い?)としては、尊敬と憧れを感じましたけどね。(鈴殿神社はよかった/笑)

(私の商品は、Gionにはもちろん置かせてもらってない/爆笑)
といっても、ここで普通にSS(スナップ写真)を紹介しては他の人と同じ書き方なので、ちと別角度から。
『Gionプロジェクト ホームページ』
http://gion.tv/
いやー、ホントによく出来ていましたよ。
テーマ系のSIMの中でも、トップ級の出来であることには疑いがありません。
物を作る側の人間から見れば惚れ惚れするでしょうし、別にただ見るだけでも他との違いは明らか。
企画されているイベントや仕掛けも面白いし、小さな一つずつにも楽しませようとする工夫や姿勢が感じられる。
乗らない人がいるかも知れませんが、ゆったりと小舟に乗って川床なんぞを見ると、これがまたオツなもので・・・。
で、褒めたら次には落とす、というのが常套(苦笑)です。
繰り返しますが、とても完成度が高くていい場所で面白い。
でも、それだけに作り物としての窮屈さも、そこはかとなく感じてしまうんですよね。
これはあくまでも私の個人的な感じ方なので、出来の良し悪しという部分での評価を損なうものではありませんが、出来すぎた窮屈さというか。
隙がないような気がしたんですね。
そもそもSL自体の面白さって、お仕着せのゲーム世界の中で決められたことを楽しむ「ことではない」という部分だと思うんですよ。
誰でも何をやってもいい、という。
最低限のマナーやルールはあるにせよ、与えられたもので楽しむのではなく、自分から楽しみを探したり生み出すというところにSLの魅力があったはずなのでは?ということ。
そこを原点として再確認すると、完成度の高くてよく出来たテーマ系SIMが「そうしたSLの枠」の中でまた求められるという、この不思議さを感じざるを得ない。
否定をするつもりはないのですが、こうした動きの中(その背景)に何があるのかを考えてみませんか?という話です。
凄いですね、面白いですね、好きですよ~というだけでいいのだろうか。
紹介記事を書けば得もしますよ~という、そんな企画に乗って楽しむのもアリです。
しかし、提供される楽しさを求める姿勢”だけ”に終始してしまえば、SL全体の自由度や楽しさについても地盤沈下を起こすことだってあり得るかも知れない。
むしろ私としては、GionのようなSIMが登場するという動きをどのように自分が楽しむのか、あるいは現象として考えてみることをこの文章のように楽しんでみてもいいのですが、あくまでも「楽しむことの主体性」を奪われないような自覚は必要ではないかと思うわけですね。
SLに飛び込んでもみたはいいけれど、楽しみ方がさっぱり分からないという人もいるでしょう。
「仕掛け」がないと盛り上がらないのも事実です。
楽しみ方には選択肢があるべきだし、全否定と全肯定だけで物事を考える必要もないはず。
祇園がどうこうという話ではなくて、SLの楽しみ方の根底としてどう考えるのかという意味で書いているつもりです。
飛べない雛のように口を開けるだけがSLじゃないんだから、その上で祇園だって自分たちが楽しんじゃえばいい。
私はそんな事を思いました。
つか、実感としては、観光名所ではあるけど人間味がないよなぁ~とも。
クリエーター(見習い?)としては、尊敬と憧れを感じましたけどね。(鈴殿神社はよかった/笑)



(私の商品は、Gionにはもちろん置かせてもらってない/爆笑)
Posted by Zusi at 15:56│Comments(2)
│思った・考えた
この記事へのコメント
ずしさんの商品はほんといろんな場所で見かけますねw
先日はLSLの件でどうもありがとうございました。
あの後、無事改造することができました。
かなり助かりましたw
あのネタマシンプロジェクトは着々と進行していますww
先日はLSLの件でどうもありがとうございました。
あの後、無事改造することができました。
かなり助かりましたw
あのネタマシンプロジェクトは着々と進行していますww
Posted by ネバ at 2007年10月15日 10:10
☆ネバさんへ
>ほんといろんな場所で見かけますねw
えー、そうですか??
置かせてもらっている場所も、決して多くはないと思っているのですが・・・。
実は私、知らない人が私の物を使われている場面に出くわしたことが、まだないんですよ。
見えないとこ”だけ”で出回ってるのかなぁ?
>ネタマシンプロジェクト
うまく完成させてくださいね。
楽しみにしています。(笑)
>ほんといろんな場所で見かけますねw
えー、そうですか??
置かせてもらっている場所も、決して多くはないと思っているのですが・・・。
実は私、知らない人が私の物を使われている場面に出くわしたことが、まだないんですよ。
見えないとこ”だけ”で出回ってるのかなぁ?
>ネタマシンプロジェクト
うまく完成させてくださいね。
楽しみにしています。(笑)
Posted by Zusi
at 2007年10月16日 16:27
