2007年12月29日
雑煮の裏側。
制作についての話を書いても、実は関係者以外はあまり読む気もしないんじゃ・・・と思いつつ。(笑)
ハロウィンでは何を作ろうという意欲も無かったし、クリスマスではケーキを作ろうと思いつつ時間がとれていなく、クリスマスケーキもすもかさんからのお声がなければもっと簡易なものを作っていた可能性はありました。
じゃあお正月ぐらいは何かを作らなきゃ、と思ったわけですが。
原則的に写真の貼り付けを使った商品を作ることは避けたい私ですので、豪華なお節をプリムで作るということは時間的にも技術的にも早々にあきらめました。
クリスマス直後の段階ですでにソラマメで正月用飾り付け、門松やしめ縄などは目にしていたので、同じ物を作っても意味はない。
飲食系のアイテムを軸に考えた時に鏡餅や雑煮を作ろうと絞られるのは、当然と言えば当然の流れかもしれませんよね。
鏡餅では飾り付けをプリムでまかなうのが難しいと予想されたので、つまりは雑煮ということに。

ラーメンやうどんなどで、どんぶりと箸を持つ食べ物は見かけます。
椀の中身を雑煮にしても見かけが他のそうした食べ物と一緒ではもったいないと考え、やはり雑煮と言えば「伸びる餅だろう」というところに行き着きました。
問題は伸び方の(伸びているように感じる)処理なわけで、今回は「お椀から餅を取る時に伸びる」という見え方で完成させてみました。
本当は食べる時に口元で伸びるほうが餅らしくていいと思うのですが、アバターの身長差による影響という点での問題をクリアーできずに、それは今後の宿題ということですね。まあ、宿題というのは常に後回しにされるものではあります・・・。(苦笑)
餅のこだわりという点では、にじさんとの話の中でやってみようという意欲の維持につながった部分があり、やはり物作りでは会話も大切なんだと思ってみたり。
最終的な仕上げの段階では、白みその濁り具合についてテクスチャーでの協力もしてもらいました。
おそらく正月には、にじさんのグループで運営されているカフェ(兼ショップ)のカウンターでも、お雑煮が発見できるかもしれません。

テクスチャーの話で言うと、今回の雑煮は今までよりも自前のテクスチャーや色合いを重視した作りになっています。
色の深みというか存在感の違いが分かるようなところを目指してみたのですが、これは服などで高い技術を持っているティナさんと別件で制作をさせてもらった影響があります。
過剰なテクスチャーへの依存には懐疑的なところもありますが、そのアンチテーゼとしても、自分なりのテクスチャーの使い方は模索し始めるべきではないかと考えたからですね。
しかし、絵心の無い私では箸袋のデザインに限界を思わざるをえなく、そこはティナさんに協力をお願いさせてもらうことに。
壽(ことぶき)や鏡餅とネズミのイラストのデザインはティナさんの手によるものです。
「鏡餅に手を出そうとして見つかったネズミ」(笑)の図ということで、見事に雑煮を正月気分の味付けにしてもらうことができました。

祝箸の形状や箸袋のらしさ、餅の雰囲気や具材の感じなど。
これらもできる範囲でこだわりつつ作ってみました。
地味ですが、黒豆やかもぼこもそこそこの出来ではないかと。
箸で食べることを前提にしたことやアニメの秒数(食べる回数)も考慮に入れてあるため、必ずしも伝統的な雑煮や家庭の味には見えないかもしれませんが、まだまだだな・・・などと思いながらでもアップにして見ながら味わってもらえれば幸いです。
最後に、値段設定については少しドタバタしてしまいました。
一つやれば一つミスやご迷惑をかけるということで、なかなかすんなりとはいきませんが、みなさんこれからもよろしくお願いします。
今年のお礼と感謝を込めつつ、長々と書き散らかしてみました。
最後まで読んでくれた人はありがとう。
☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)
Z's CA (Nanba shop)
http://slurl.com/secondlife/Nanba/137/58/26/
(にじさんとティナさんのブログ・お店へは、左側の『お気に入り』からどうぞ)
ハロウィンでは何を作ろうという意欲も無かったし、クリスマスではケーキを作ろうと思いつつ時間がとれていなく、クリスマスケーキもすもかさんからのお声がなければもっと簡易なものを作っていた可能性はありました。
じゃあお正月ぐらいは何かを作らなきゃ、と思ったわけですが。
原則的に写真の貼り付けを使った商品を作ることは避けたい私ですので、豪華なお節をプリムで作るということは時間的にも技術的にも早々にあきらめました。
クリスマス直後の段階ですでにソラマメで正月用飾り付け、門松やしめ縄などは目にしていたので、同じ物を作っても意味はない。
飲食系のアイテムを軸に考えた時に鏡餅や雑煮を作ろうと絞られるのは、当然と言えば当然の流れかもしれませんよね。
鏡餅では飾り付けをプリムでまかなうのが難しいと予想されたので、つまりは雑煮ということに。

ラーメンやうどんなどで、どんぶりと箸を持つ食べ物は見かけます。
椀の中身を雑煮にしても見かけが他のそうした食べ物と一緒ではもったいないと考え、やはり雑煮と言えば「伸びる餅だろう」というところに行き着きました。
問題は伸び方の(伸びているように感じる)処理なわけで、今回は「お椀から餅を取る時に伸びる」という見え方で完成させてみました。
本当は食べる時に口元で伸びるほうが餅らしくていいと思うのですが、アバターの身長差による影響という点での問題をクリアーできずに、それは今後の宿題ということですね。まあ、宿題というのは常に後回しにされるものではあります・・・。(苦笑)
餅のこだわりという点では、にじさんとの話の中でやってみようという意欲の維持につながった部分があり、やはり物作りでは会話も大切なんだと思ってみたり。
最終的な仕上げの段階では、白みその濁り具合についてテクスチャーでの協力もしてもらいました。
おそらく正月には、にじさんのグループで運営されているカフェ(兼ショップ)のカウンターでも、お雑煮が発見できるかもしれません。

テクスチャーの話で言うと、今回の雑煮は今までよりも自前のテクスチャーや色合いを重視した作りになっています。
色の深みというか存在感の違いが分かるようなところを目指してみたのですが、これは服などで高い技術を持っているティナさんと別件で制作をさせてもらった影響があります。
過剰なテクスチャーへの依存には懐疑的なところもありますが、そのアンチテーゼとしても、自分なりのテクスチャーの使い方は模索し始めるべきではないかと考えたからですね。
しかし、絵心の無い私では箸袋のデザインに限界を思わざるをえなく、そこはティナさんに協力をお願いさせてもらうことに。
壽(ことぶき)や鏡餅とネズミのイラストのデザインはティナさんの手によるものです。
「鏡餅に手を出そうとして見つかったネズミ」(笑)の図ということで、見事に雑煮を正月気分の味付けにしてもらうことができました。

祝箸の形状や箸袋のらしさ、餅の雰囲気や具材の感じなど。
これらもできる範囲でこだわりつつ作ってみました。
地味ですが、黒豆やかもぼこもそこそこの出来ではないかと。
箸で食べることを前提にしたことやアニメの秒数(食べる回数)も考慮に入れてあるため、必ずしも伝統的な雑煮や家庭の味には見えないかもしれませんが、まだまだだな・・・などと思いながらでもアップにして見ながら味わってもらえれば幸いです。
最後に、値段設定については少しドタバタしてしまいました。
一つやれば一つミスやご迷惑をかけるということで、なかなかすんなりとはいきませんが、みなさんこれからもよろしくお願いします。
今年のお礼と感謝を込めつつ、長々と書き散らかしてみました。
最後まで読んでくれた人はありがとう。
☆店舗案内(予告なしに変更する場合があります)
Z's CA (Nanba shop)
http://slurl.com/secondlife/Nanba/137/58/26/
(にじさんとティナさんのブログ・お店へは、左側の『お気に入り』からどうぞ)
Posted by Zusi at 17:20│Comments(0)
│ものづくり