ソラマメブログ

2008年07月25日

聞くこと。

人と話す時の割合は、自分が話すよりも相手の話を聞く割合を多くした方がいい、と言われていると思います。
ついつい自分のことばかり言いたい事や伝えたい事を一方的に言ってしまいがちですが、話すよりも聞くことで伝わるものもあると。
また実際問題として、伝えたい内容を相手に理解してもらわなければならない時、自分から説明するだけよりも相手の質問に耳を傾け的確に誤解や不明な点を補足したほうが、結果的には「よく伝わる」わけです。

SLをやっていると、何か一つのことをするためには関係者の意見調整や当事者からの確認などの様々な打ち合わせが必要になってきます。
特に「作る側」や「仕掛ける側」に回れば、それを実感する機会も無数にありますよね。
人を信頼して任せることと、ただ単に放り投げて上手くいくかどうかは運次第・・・ということの間には、相当な違いがあるでしょう。
程度の差はあれ、前者として上手く物事を進めることを考えて動こうとすれば、打ち合わせや認識の確認作業は欠かすことができません。

で、そうした実際的な会話の際に、必要と思われることを相手に伝えるために「聞く」ということを忘れがちになって、一方的に気がつくまま思いつくまま伝言ゲームをしてしまいがちではないかと思います。
他人ごとではなく、私自身が説明したり伝える必要があった機会を振り返ると、反省させられることは沢山あります。
相手側に理解の確認を求める機会をとったり、軽口を意図的に挟んで話の流れにメリハリを意識したり、必要な連絡事項を漏れなく把握しながら自分と相手の集中力や理解度などにも気配りしたいと思うのですが・・・。
むろん、それを実践することはとても難しいことです。
何を聞いていいのかもよく分からない状態を質問がないことと勘違いして、相手が理解したものと思い込んでしまったり。
軽口のつもりが話自体が脱線してしまい、自分でも悪ノリしたり。(汗)
そしてだからこそ、「聞くこと」の大切さを理想として忘れずにいるべきなのでしょう。

SLには、RLの技術や技能が反映できる一面があります。
インワールドで物事を進めるためのコミュニケーションを的確に行えるのであれば、それはRLでも通用する部分だろうと思います。
社会的な肩書き・立場というフィルターの少ないコミュニケーションであり、個々人の表現力や理解力に依存するのがSLでの打ち合わせではないかとも思います。
だとすれば、自分のそうした能力を高めたり欠点や長所を発見することに、インワールドでおこなう打ち合わせなどは有用なのかもしれません。
「ただ情報を多く伝えればいい」という単純なところから抜け出すためにも、的確に取捨選択した情報を伝え、相手の話を聞くことによって相互理解や共通認識を持てる質の高い打ち合わせを行う。
そのことが、物事をよりよく成功させるいい効果を生むのではないか。


能動的に「聞くこと」のできるコミュニケーション能力。
物を生み出すことに必要な能力の一つとして、そんなことも思う最近です。
理想は理想で、実行はそんなに簡単じゃないんですけどね。
聞くことの大切さと効果を意識して、的確な打ち合わせで効率よくいいモノを生み出す。
そういう目標そのものを頭の片隅に置いておくことは、まあ無駄ではない・・・と思いたいところです。

ただ情報を並べて伝えるだけでない、相手に理解してもらえる情報の伝え方を実践的に身に付けることのできる機会。
インワールドでの打ち合わせをそういう風に見てみれば、これはこれで案外面白いことではないでしょうか。
楽しみ方の一つだと言えば、少し言いすぎでしょうけど。
極端な話、大きな企業の新入社員の研修などでチームでも組ませて、インワールドでの商品開発やイベント実行をやらせればいいのかも。
SLの持つ教育的側面というのは、こういう部分にも隠れている?
それとも私の考えすぎか。(笑)


あ~~いくらこんなこと書いてても、実際に自分で打ち合わせに参加して物事を決めたり全体像を把握していかないと、いまSLでやってるいくつかのことは進まないという。
どれも規模的にはたいしたことをやっている訳でもないはずなのに・・・。
まぁ、打ち合わせに振り回されて物事が進まないというのが最悪なので、それだけは回避して少しでも効率よくイイ打ち合わせになるよう意識を持っておかなくちゃ、やみくもにやるだけではいかんよなぁ~というお話でした。
理解力や整理能力、コミュニケーション能力などを兼ね備えてる人がうらやましいですねぇ。(苦笑)



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